テーブルソーが欲しい!
できればどんなサイズの材も切れて、精度も高くて、静かで…なんてワガママを叶えてくれるものが欲しくなってしまいます。
しかし、そもそも大型のものを設置できる場所もないし、小物作成の工作レベルだと完全にオーバースペック。ということで、とりあえずのつもりでAmazonで売っている中華のミニテーブルソーを買ってみることにしました。
テーブルソーで何ができる?
テーブルソーとは、作業台と丸鋸(まるのこ)が一体になったようなイメージです。丸鋸は道具の方を動かし切り進めていきますが、テーブルソーは歯が固定されているので材の方を動かして加工します。これにより、細かい作業も楽にこなすことができます。
ミニテーブルソーはその中でも卓上に載るくらいの小型のテーブルソーです。
切れる厚さも数センチなので、棚を作る材を加工するというような用途には向きません。DIYというよりは小物作成など、工作作業に適した工具です。小物のハンドメイド作家さんなどにもピッタリですね。
一定の間隔でまっすぐ切断する用途に使いますが、角度をつけて切断することも可能です。また、高さを調節すれば溝切もできますね。
Huanyu ミニテーブルソーを購入
他の工具と同じく、こちらもやはり性能・制度・価格はピンキリですが、今回は中華のコスパのいいものを選んでみました。
買ったのはこれ。
電源ユニットがすごく雑
電源ユニット、配線むき出しです。
しかもさすがは中華といったところか、購入後すぐに「電源ユニットに配線のミスがあったので商品が届いたらすぐに接続されている配線を変えてね」なんてショートメールが来た。なんでも、新人が誤って接続したものを出荷してしまったとの事。
もしメール見なかったらどうするんだ。まぁ、おかげで何もなかったし、丁寧といえば丁寧だったのでよかったです。
無段階変速という点が良かったです。回転数を落とすことで騒音も抑えれれますし、精度の高い作業ができました。
購入してすぐに切ったのは木工と配線のモールでしたが、両方ともサクサク切れ断面もとても綺麗でした。
まだ使っていないですが、2Way(ツーウェイ)になっていて研磨も可能です。ドリルチャックが使えますので、サンダーに改造もできますね。
僕は運が悪いのか、中華での失敗が多いですが本機は買ってよかったです!工作にはテーブルソーがあると作業が捗ります。
中華ミニテーブルソー買うなら、替刃について考えよう
規格が合わないと、汎用性がなく使用可能な替刃も制限されます。
このHuanyuはテーブルソーだけでもいくつかのバリエーションがありますが、どれがいいのか…とレビューを見ている中、ふと気になったのはチップソーのスペーサーの有無でした。座金と言うんでしょうか。一般的なサイズに合えば色々な歯を使う事ができますが、純正の歯しかなく、もし他の歯を付けたければ合うスペーサーを探さなくてはいけないようでした。
しかし今回購入したこの360Wのテーブルソーはあらかじめスペーサーが付いていて、110サイズの歯にも対応できます。これは大きなポイントでした。あるのとないのとでは全然違うと思います。
デフォルトで付いている歯はあまり良くないという情報が多かったので、一緒にSK11 木工用チップソー くろ 110×40Pも買いました。こちらは当たりでした。よく切れますし、断面も綺麗です。悪そうな見た目もいいですねw
カーボンを切るためにダイヤモンドカッターも買いました。カーボンはチップソーでは加工し難いので、こういったもので「削る」感じの方が綺麗に仕上がると思います。
以前にヘッドフォンのワイヤレス化をしたんですが、カーボンプレートの加工にこのテーブルソーが役立ちました。切断時に発生するカーボンの粉は有害なので、マスクするか屋外の風通しの良いところで作業してください。
-
ゼンハイザーのヘッドホンHD25をFiio BTR3KでaptX LLコーデックワイヤレス化【試作】
プレゼントで嫁にもらったお気に入りのヘッドホン「SENNHEISER HD25」を使っています。 ゼンハイザー モニターヘッドホン密閉型 HD 25【国内正規品】 24.5 x 18.7 x 8.4 ...
続きを見る
保管には無印の頑丈収納ボックスがおすすめ
付属品や電源ユニット、替刃などがあるので保管時には全てまとめておきたいところ。このミニテーブルソーは無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス・小」に全部入ったのでスッキリ片付きました。