一昔前では、ゲーム用途の所謂ゲーミングPCはハイスペックが必要となり、同時に様々な拡張性を持った大型のケースが必要でした。複数台のHDDや大型のCPUクーラー、2枚刺しのグラフィックボードも当たり前でした。
しかし最近ではマザーボードにオンボードで十分な機能が備わっていたり、HDD・SSDドライブも1つでかなりの容量をまかなえたり。さらにはM.2 SSDを導入すればマザーボードに直接搭載する事も。Mini ITXマザーでも2基載せれるので十分ですね。
問題になってくるのはグラフィックボードをどうするか。ハイスペックパソコンとなると、グラフィックボードを積まないわけにはいきません。ゲーミングPCや動画編集用の高性能なパソコンになると、ファンレスでは追い付かずサイズも大きくなります。
そこで今回はただ「小さい」に振り切らず、グラフィックボードを積めるなどある程度拡張性を保ちつつも小型に組めるケースを紹介します!
おすすめの小型Mini ITX ケース
IN WIN
Chopin Pro
IN WIN
Chopin
Mini ITX+グラフィックボードのおすすめケース
Razer
Tomahawk Mini-ITX
NCASE
M1 V6.1
Nouvolo
Steck [ Base Unit + Stack Expansion ]
https://www.nouvolo.com/pages/steck
DAN Cases
A4-SFX v4.1
RAIJINTEK
OPHION
パソコンは小さい方がいい
僕はメイン機1台を自作して、外出時などはmacbook proを使っています。前回のマシンはThermaltake(サーマルテイク)のフルタワーケースでマザーボードはATXでした。格好良くてもちろん気に入ってはいましたが、HDDも追加追加で最終的に6台積んでたので、大きいわ重たいわで掃除やメンテナンスが大変でした。しかもちょっとスカスカ。
今は上記のNCASEのM1 V6.1なので、場所もとらないし何かあってもヒョイと机に持ってきて作業ができます。時代もありますが、今のパソコンの方がスペックは格段に上です。良いこと尽くめですね。
iPhone7(古いw)と比較してもこのサイズ!
ケースによってはグラボ+簡易水冷も
NCASEのM1 V6.1では、フルサイズのグラフィックボードを搭載することができます。しかし、フルサイズであれば何でも搭載できるというわけではないので、サイズの確認は必要です。
僕の場合は、「TUF-RTX3070-O8G-GAMING」を積みましたが、グラボが入って一安心!かと思いきや、電源コネクタが外に。「終わった…。」と思いましたが、左右に出したり差込口を真後ろ(?)に変えれる変換コネクタを見つけてどうにかなりました。
こういったトラブルもまた楽しいんですよね!何とかなったからいいですがw
小型ハイスペックパソコンにはロマンがある
寸法ギリギリの筐体に、吟味したパーツを組み込んでいく…。もちろんエアフローも考えなければいけませんし、グラフィックボードなどのパーツは十分に寸法を確認したはずが、どの向きにしてもなかなか入らないなんてこともあります。前途のように、せっかくパーツは入ったのに、コネクタを接続したらその分がはみ出してしまうという事もありました。
試行錯誤して組みあがった時には何とも言えない快感が襲ってきます。巣ごもりの暇つぶしに、一台組んでみてはいかがでしょうか!